財聯社（上海、編集者　黄君芝）ニュース　報道によると、LED創業会社のJuganu Ltd.は現在、物の表面を消毒して病原体を無力化にならせ、建物に新しい安全技術を提供し、新型コロナウイルスの伝播を抑制することができる製品を米国で販売している。

Juganuの情報によると、この製品はBar-Ilan University医学部のMeital Gal-Tanamy博士が行った臨床検証に合格し、米国の48の州で環境保護局（U.S.Environmental Protection Agency）に登録された。

さらに、同社は現在、米国のComcast Corporation（米国第2位のインターネットサービスプロバイダー）、Qualcomm、米国のコンピュータサービス会社NCRと提携し、同社の照明消毒および不活化技術を全国市場でリリースする計画。

具体的には、この技術は2種類の紫外線（UVAとUVC）を使用してウイルスを不活化し、表面の細菌を殺す。人が部屋にいる場合、システムはUVAを使用し、ウイルスを8時間照射した後に不活化させる。部屋が空っぽの場合、システムはUVCを使用し、その消毒効果はより強力で、人への危害も大きく、1時間未満で部屋を全面的に消毒することができる。

JuganuのEran Ben-Shmuel最高経営責任者はあるインタビューで、「当社が米国の食品医薬品局(FDA)に免除され、米国環境保護庁から48州で販売できるよう承認を得た」と述べた。彼の話によると、同社はすでにイスラエルとインドでこの技術を先行販売し、現在は米国で設置注文を受け付けている。

Juganoは本社がイスラエル中部のRosh HaAyin町に位置するLED創業会社である。同社はQualcommのチップを使用してエンドツーエンドサービスを開発し、1つの照明器具から数万個の照明器具までのネットワークをサポートできるワイヤレスメッシュブロードバンド通信ネットワークを構築している。これまで、JuganuはComcast Ventures、イスラエルのViola Growth、AmdocsとOurCrowdを含む投資家から5300万ドルを調達した。

同社の情報によると、この新しいシステムは活況を呈しているテクノロジー市場で新しい事業領域を切り開き、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの最も深刻な影響を受けている国々の経済活動を再開できるよう支援することを目指している。

「スマート照明は物理空間の分野で最大のチャンスの1つである見込む。当社は単純な照明空間から空間の消毒や保護へと換え、また、日の出と日の入りに基づいて自然光を再現することで人々の幸せを増やしている」とBen-Shmuel氏はある声明で述べた。